ページビューの合計

2016年8月22日月曜日

生け花

熱い日が続いています。皆さまいかがお過ごしですか?

当院では、8月10日から18日まで夏休みをいただきました。

休み期間中 長野市と松本市の中間にある麻績という村で過ごしました。古い宿場町です。

家内の実家があります。昔の「本陣」で、殿様が寝所にした「上段の間」も残っています。

                                             田中 武

今週の生け花です。

院長夫妻が信州から持ち帰った花材も生けられています。       受付 山内

 
 

2016年8月8日月曜日

総入れ歯 + 部分入れ歯

T . K さん (女性 68歳)

いずれの写真も上が初診時、下が現在(術後 1年)の状態です。

左下の犬歯の根管治療をし、第一小臼歯をセラミックを被せました。
歯の隙間も閉じることができました。 
 
入れ歯の留め金も目立たないデザインにしました。
上の人工歯の大きさも顔の大きさから割り出し初診時より少し大きめにしました。
歯が大きくなることによって、意欲的な顔になります。
人工歯の色もご自分の残っている歯の色調に合わせました。
 
 
初診時の上の総入れ歯の人工歯(特に右)は、すり減っています。
 
下の入れ歯を金属床にしました。
金属床にすることによって、壊れにくくなり、薄く作ることができますので、舌触りが
良くなり違和感がなくなります。
 
こちらの患者さんは、下の犬歯の痛みが原因で当院に来院されました。
 
上の入れ歯も外れやすいということでした。
院長が歯の根っこの治療をし、下の前歯を残して入れ歯が入っています。
上は総義歯です。
現在は上下ともに痛みはなく、何でも噛めるとおっしゃっていました。
クリーニングでお見えになりましたが、お手入もとても良い状態です。
               
                                        歯科衛生士 成田
 
 
“鉄砲ゆり” の花言葉は、純潔、甘美、威厳です。
ぜひ、花の香りもお楽しみ下さい。
 
                        受付 山内
 
 



2016年8月6日土曜日

総入れ歯 + インプラント

今日の定期チェック患者さんを紹介します。

J . Y さん(女性 69歳)


 
この患者さんは上下とも一本も歯がなかった方です。
下顎には、当院でインプラントを2本入れました。左右のインプラントにバーを渡し、入
 
れ歯の粘膜面にバーのメス型(鞘)を装着します。このようなアタッチメントという装置
 
を入れることによって、お食事したときも外れたりすることなく、良く噛めているそうで
 
す。
さらに、下の入れ歯は「金属床」と言って入れ歯の内面に金属が入ることによって強度が
 
増し薄く作ることができ、違和感も少なくなります。
少しでも違和感が少なく快適に入れ歯を使って頂くのにはとてもオススメです!
 
                        歯科衛生士 成田
 
 
 
現在の入れ歯の状態
 
この患者さんは、入れ歯を入れてから10年経過しています。
 
下右の写真でお分かりと思いますが、上下とも裏打ちをしています。
 
歯を抜いた後は、年数の経過とともに入れ歯を支える骨が吸収(小さくなる)してきます。
 
これに対応するために裏打ち(リベース)をします。
 
骨の吸収は、抜歯後3ヶ月が一番激しく、3年にわたって大きな吸収が続きます。
 
抜歯後3年間は、注意深く吸収の状態を観察しなくてはなりません。
 
そのためにも定期チェックは欠かせません。
 
                   田中 武
 
 
 
             今日の生け花です。   受付 ・ 山内
 
 


2016年7月29日金曜日

総入れ歯 + インプラント


H. K さん(61歳 女性)
 
先日、検診に見えた患者さんです。入れ歯を入れてから3年経過しています。
 
初診で来院されたとき上は、総義歯が入っていました。

下は、ご自分の歯が残っていましたが、歯周病によって歯の周りの骨はなく、入れ歯を入れても噛めずに食事もほとんど取れなかったそうです。

すぐ外れてしまい、

 外出するときもマスクをして出かけていた程ひどい状態でした。
 
現在は上下各2本ずつインプラントを入れてアタッチメントで入れ歯をしっかり安定するようになっています。


そしてインプラントも上下の入れ歯も良い状態を保っています。何でも噛めて、見た目も良く満足していただいています。
                                    歯科衛生士・成田
 
 
 
写真では確認できませんが、この患者さんは顎が小さく入れ歯の安定に不安がありました。
そこで、入れ歯を安定させるために上下4本のインプラントを入れ、インプラントに洋服のホックのような形をしたアタッチメントという装置を入れました。このようなインプラントの上に入歯を入れたものをオーバーデンチャーといいます。
お嬢さんの結婚式までに、ちゃんとした入れ歯を入れ、見た目も会話も楽しめるようにしたいというご希望でした。結婚式に間に合ってよかったですね!
 
                                田中 武
 
 
 
今週の生け花です。  受付 ・ 山内
 
 

2016年7月26日火曜日

総入れ歯 痛み

先週 定期チェックにみえた患者さんです。

T H さん(77歳 男性)

初診:2013年9月
鎌倉から通院いただいている患者さんです。

初診時の状態
上顎は、歯がありません。下は左右とも前歯が残っています。
このような場合、上の前歯の部分の歯肉が噛む度に押し上げられ
フラビーガム(こんにゃく状の歯肉)になります。
フラビーガムに力を加えると痛みが出ます。
奥歯でしっかりと噛めるようにするのが、痛み対策になります。 田中 武
 
現在の状態


この患者さんは他の歯科医院で上の総入れ歯を作ったものの、すぐに歯肉が痛くなり通院する度に入れ歯を削り歯が陥没して見た目が気になってしまい人に逢えなかったそうです。

また噛み合わせにも違和感があるとのことで来院されました。

 当院で入れ歯を作り直し、現在では見た目も噛み合わせも良い状態で定期的なクリーニングの時に必要に応じて入れ歯の噛み合わせや内面の調整をしてそれをキープしています。

今回の定期健診で入れ歯の調子を伺ったところ「痛みもなく、きちんと噛めている」とのことでした。

 お口に中は日々変化していますので、

入れ歯の調子が良いといっても歯科医院に来院しなくていいという訳ではありません。

良い状態を維持させていく為にも定期的なチェックとクリーニングが必要になります。
 
                                        歯科衛生士 成田
 
 
 
 今週の生け花です。  受付 山内
 
 
 


2016年7月25日月曜日

総入れ歯

当院では治療が終わった患者さんには、定期的に検診に来ていただいています。

定期検診の目的は、

① 治療後(予後)も、引き続き患者さんに満足していただける状態が続いているか?

② 患者さんのお手入れが、充分か?
   などをチェックすることです。

永い患者さんでは、予後を48年にわたって診せていただいています。

経過を診ることによって、治療法の選択が正しかったか?技術的に改善すべきところがないか?

が分かります。

つまり、定期的に拝見することによって私たちの知識・技術が向上するということです。

このブログでは、定期チェックに来ていただいた患者さんの状態を報告することにします。

皆さんの入れ歯治療の参考になれば、幸いです。
                                            田中 武

K. I さん(73歳、男性)

この患者さんは来院した当初ご自分の歯が残っている状態で入れ歯が入っていました。

しかし、残っている歯は歯周病によってグラグラして抜かないといけない状況でしたが、

患者さんはその時抜きたくなかったそうです。

2007年に、残っている歯を抜いて総入れ歯になりましたが、「総入れ歯にして良かった」とおっしゃっていました。

ご自分の歯があった時は歯のお掃除をして維持していくのが大変だった・・・とのこと。

今は食事も美味しく食べられて痛くなく噛めるそうです。

また粘膜の状態も良く、入れ歯のお手入れも上手にされています。

 患者さんのお口の中の状態や生活習慣、お掃除の状態によってもさまざまな選択肢がありますので、その方にとって一番いいお口の中の環境を一緒に考えていきたいと思っております。                      
                          歯科衛生士・成田


 
 
装着して9年経過しています。
 
 
当院の生け花は、毎週院長の奥様に生けていただております。
患者様から、いつもお褒めの言葉を頂いております。
『いつもセンスいいですね。すてきです。』『お花を毎回見るのが楽しみ』 『病院じゃないみたいに素敵ね』 などなど
また、1枚目の写真の花器は、なんと当院院長が製作した花器です!!
生け花の様子も、当ブログで紹介していきたいと思います。
                                         受付 ・ 山内